花想容さん、お疲れ様でした。
いつか行ってみたいと思いながら、なかなかお伺い出来なかった花想容さん。
今月で閉店との事。残念です。
元々はカフェと着物のお店でした。
大正11年に建てられた浪漫たっぷりの家屋。
お庭には水琴窟もあり、四季折々の花が咲くそうです。
当時の目白での豊かな生活を彷彿とさせる空間、カフェの名物はあんみつだったとか。
着物は好きで自分でも着られるけれど全て実家に置いてきてしまった私。
(桐の箪笥に入れておくのが一番ですものね)
いつかカフェに入ってみたいと思いつつ、そのカフェが閉店し、着物屋さんも閉店。
ああ、お庭が見てみたかった。
というのも、こちらの邸宅は近衛文麿のお宅だったとか。
日独伊三国同盟を結んだ時の首相。
どんなお庭を見て、どんな事を考えていらっしゃったのか…。
現在は居住空間も商用空間も賃貸に出されていて、住んでいるご家族とお店をされている着物屋さんがいらっしゃるということでした。
いつか、お伺いできる事を祈りつつ。
長年の営業お疲れ様でした。