銀座アイコニック 閉店
結婚式を挙げたお店が12/31で閉店となったので、13時から4時間かけてゆっくりゆっくりとランチを楽しんだ。
もともとはBALS TOKYOが入っていたビルの最上階にひらまつグループがイタリアンとして出店したのが始まりだった。
一度業態転換でフレンチに。
BALS TOKYOも気づけばFRANCFRANCに変わり、撤退後はLOFTが入店している。
ビルのファサードにもLOFTの大きなロゴ。
銀座でフレンチを…という雰囲気のビルではなくなってしまった。
「BALS TOKYOさんだった頃は月間8組の結婚式があったがLOFTさんになってからは減っていった。LOFTさんの価値が低いというわけではないけれども…」給仕をしてくださった方も言葉を濁す。
もちろん飲食業界はどこも厳しく、昨対比で見ればマイナスだったりジリ貧なんて店はたくさんある。
ひらまつグループだってこの店舗だけが不振だった訳ではない。
ビルの価値が下がっただけでなくテレンス・コンランが監修した店舗内装のプロデュース契約が更改の時期だったとも聞いた。
グループ全体でホテル事業に注力している様子も伺えるし、撤退を決めた理由は他にも沢山あるのだろう。
大衆化が進む銀座、撤退するフレンチ。
たったひとつの事象から色々と考えてしまう。