さようなら また来てね
6週4日で育っていないと言われた第二子。
2019年の正月を私のお腹で過ごし、1月8日になって外に出てきました。
少し迷いましたが、主人にも会ってもらいました。
主人は小さな胎嚢に「頑張ったね」と優しく声掛けして、包みの上から撫でてくれました。
成長していないとわかってから、4週以上もお腹の中で頑張ってくれていました。
娘が私にぎゅーっとしてくれるように、お腹の中でこの子もぎゅーっと引っ付いてくれていたのかもしれない。
クリスマスもお正月も一緒に過ごしてくれて、天国へ。
本当に頑張ってくれました。
主人が「名前をつけない?」と言ってくれたのですが、私は悲しいことを思い出してしまうだけだから…と躊躇してしまって。
でも「天国に行ったとき、自己紹介できないとかわいそうだよ」と言われてハッとしました。
私は自分のことばかり考えて、この小さな家族により添えていませんでした。
「明(あき)くんってどうかな?」
明るい子、周りを照らす優しい子。性別は分からなかったけれど男の子でも女の子でもいい名素敵な名前。
第一子も漢字一文字で音読みなのでぴったりです。
主人が一生懸命に何かできることを考えてくれたのだと思います。
お腹の中に入っている間は、まだ奇跡が起こったりするんじゃないかって微かな期待があったり、現実に対して気持ちが乖離していたのですが、自分が流産したという事実をようやく頭で理解し、受け止めはじめました。