夢診断していただくのも恐ろしい夢
救いのない悪夢をみました。
ここに書いても意味がないかも知れませんが、誰にも話せないしひとりで抱えるには恐ろしすぎて…。
本来なら夢診断をしていただくべきものかも知れないのですが、良くない暗示のようで現実逃避しています。
夢は叔父と父、主人と娘を連れて温浴施設へ行くという内容。
別に行きたくもないのに半ば強引に「たまには子育ての疲れを発散しないと」と叔父に言われてついていきます。
入口は男女同じで、そこから浴場までの間にお土産屋さんやお食事が出来るところ、ちょっとした庭があったり座敷があって、いわゆる日帰り温泉施設という雰囲気。
脱衣所からは男女別の施設です。
家族みんなで行くのだからと半ば諦め、娘と手を繋ぎながら男性陣の後ろをついて駐車場を歩きました。
しかし入口の手前で主人が娘をひょいと抱き上げると
「入場チケットは男性分しか買っていないから、自分の分は自分で買って」
と告げ、娘を連れて先に行ってしまいます。
私は慌ててチケット売り場を探し、自分は入浴しないが子供を迎えに行きたい、中に入りたいと訴えます。
チケット売り場の人は入浴料を払わないと中には入れられないと言うので口論になり、私が折れて3000円くらい支払いました。
脱衣所に向かって行くと、すでに入浴を終えた叔父、父、主人の姿。
「せっかくだから入っておいで」と言われても気分がのらず、しかし10年ぶりに会った叔父からの強い勧めという事もあり、渋々ですが温泉へ。
その間は食事処で食事とビールという男性陣に嫌な予感がして、お風呂でざっと身体を洗い、湯船に浸かり、浴衣に着替えて出ました。
お風呂を出ると座敷でゴロゴロしている男性陣と合流し「もう遅いからここで寝よう」とゴロ寝をする事に。
時間も遅く、冷える冬。
寝付けない私に対して主人が優しく
「娘ちゃんは明日迎えに行こうね」
と。
そこで私はふと我に返ります。
「娘ちゃんはどこ?」
主人は私の大声に驚きながら
「ベッドに置いてきたよ」
置いてきた?
どこかに娘を放置?
私は頭が真っ白になりました。
「トイレのベッドだよ。大丈夫」
そう言われて私は座敷から飛び出しました。
男子トイレのオムツ替え台にのせられたまま、娘が放置されている。
何時間も。
気が動転しました。
慌てて売店のおばさんにトイレの場所をきくと、施設外の男子トイレならばオムツ替え台が設置されていると…。
施設に隣接するトイレは駐車場に面していて、扉も無く寒々しい空間です。
私は泣きながら走り、男子トイレへたどり着きました…しかし、その周囲にはおろおろとする掃除のおばさん、遠巻きに眺めるおじさんたち。
中に入ると、小さな娘がうつ伏せに丸くなってうごめいていました。
呼吸も浅く、裸でした。
テープおむつははずれ、掛けられていたであろう白いバスタオルが近くに置いてあります。
身体が冷えきった娘は下痢を撒き散らし、自ら当たって怪我したのか何者かにされたのか歯が折れて口内や顔面からは血が出ていました。
また側面のタイルにも血が飛び散っています。
おむつが外れているのをみて、いたずらされたかもしれないと思いました。
飛び散っている下痢、娘の汚れ具合を見て、誰かの人糞をなすりつけられたかも知れないと思いました。
顔や身体も誰かに殴られたかもしれません。
慌ててオムツ替え台から抱き寄せました。
娘は、今にも死にそうな浅い呼吸で丸くなって震えていましたが、私が迎えにきたと分かり、安心したのか大きな声で泣き出しました。
怖かったのでしょう、また便をダラダラと出しながら私にしがみついていました。
私はとにかく泣き叫び、そして目が覚めました。